t-Ace
和製ヒップホップの新旗手、
t-Aceが語る
"Real Hip Hop"
08 9/29 UP
Text:honeyee.com Photo:Kentaro Matsumoto
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- 『孤高の華02』をはじめて聴いた時に「NYハーレムのHIPHOPクルー、DIPSETの曲に似た曲があるな」と思ったら、彼等のトラックを制作しているプロデューサー、THE HEATMAKERZが参加していたんですね。彼との制作秘話があれば教えて下さい。
- 「正直言うと、実制作を一緒にやったわけではないんですよね。彼とは日本で会った時に自分の曲を聴いてもらって、リリックやアルバムのコンセプトを伝えて、それでトラックを作ってもらいました。他のトラックメイカーもそうで、トラックをあげてもらって、全体のプロデュースは自分達で行うやり方ですね。『孤高の華01』、『孤高の華02』はt-Aceらしさを出すためにも、全体のコントロールは自分で行おうと。だからクレジットは“All Produced By Zero”となっていて、自分のレーベルがプロデュースを行ったことになっている。とは言いながらも、レーベルはCDを出すために運営しているだけだから、本当はどこかのレーベルに所属したいんですよ。どこかいいところがあれば教えて下さい(笑)」
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- 前作の収録曲『Tragedy』では(藤原)ヒロシさんの曲をサンプリングしていましたが、新作でも日本人アーティストの曲をサンプリングするという試みは行っていますか?
- 「『手紙』という曲でMUTE BEATの曲をサンプリングしました。知人の車に乗っている時に初めて聴いて『これは格好良い!!』と。それですぐに音源を集めましたね。『これだ!!』と思える曲と出会う瞬間って本当に幸せですよ」
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- 『孤高の華01』と『孤高の華02』が出揃いt-Aceさんの真のファーストアルバムが完成したわけですが、次回作の構想などがあれば教えて下さい。
- 「まだレコーディングをしていないし、秘密なんですけど(笑)。自分が真に伝えたいことを見つめて、構想を練る作業を日頃からしているんで、そこからセカンドの制作に入っていくと思いますね。あとは、11月から1年間、『MONTHLY t-Ace』という企画で、その月にあった事や思い出をコンセプトに、1ヶ月に1曲、配信のみのリリースをしていきます」
『孤高の華01』
フォーマット: CD
レーベル: OFFICE ZERO . , ltd
¥2,100(税込)
『孤高の華02』
フォーマット: CD
レーベル: OFFICE ZERO . , ltd
¥2,380(税込)
2008年10月8日発売予定